- せんりょう
- I
せんりょう【千両】(1)一両の千倍。(2)金額の多いことにいう。 また, 非常に価値の高いことのたとえ。
「一声(ヒトコエ)~」
(3)センリョウ科の常緑小低木。 暖地の山林に自生。 高さ70センチメートル。 葉は対生し, 長楕円形で粗い鋸歯(キヨシ)がある。 冬, 枝頂に小球形の実がかたまって赤熟(まれに黄熟)する。 鉢植え, 正月用の生け花などにする。 ヤブコウジ科のマンリョウに対してつけられた和名。 ﹝季﹞冬。 《~の実をこぼしたる青畳/今井つる女》IIせんりょう【占領】(1)ある場所を独り占めにして, 他者を入れないこと。 占拠。「一人で部屋を~する」
(2)他国の領土を自国の武力の支配下に置くこと。III「~軍」
せんりょう【専領】自分だけのものとして, 領有すること。IV「所領をも~せらるること数なり/日本開化小史(卯吉)」
せんりょう【染料】色をもつ有機化合物で, 水や有機溶媒に溶かして, 繊維製品や皮革・紙などを染色する物質。 最近ではほとんどすべて合成される。→ 顔料Vせんりょう【潜竜】〔潜んでいてまだ天に昇らない竜の意〕まだ天子の位についていない天子たるべき人。 また, まだ世に知られていない英雄・豪傑。 せんりゅう。VIせんりょう【線量】放射線照射の度合いを表す量。 照射された物質の中で起こった作用の原因となる量として用いる。 照射線量・吸収線量・線量当量などがある。 放射線量。VIIせんりょう【選良】選ばれたすぐれた人物。 特に, 国会議員をさす。「~にあるまじき行為」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.